人間福祉学会

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第19回 人間福祉学会2018 開催報告

「第19回人間福祉学会2018」を、2018年11月17日(土)、18日(日)に開催致しました。
今回は「「介護」が拓く人間福祉の未来」を大会のメインテーマとし、介護の新しい「価値」を検討する場として大会を企画しました。

1日目の基調講演では、「介護ロボット等を活用した先進的介護について」をテーマに公益財団法人テクノエイド協会の五島清国様から日本の介護ロボット事業の動向や可能性についてご講演いただきました。
午後の部では、「介護の未来がここにある」をテーマにシンポジウムを開催し、4人のシンポジストによる積極的な議論が行われました。㈱リクルートキャリアHELPMAN JAPANの繁内優志様は、ご自信が取材をされた福祉現場の取り組みから介護福祉の可能性が示唆されました。CYBERDYNE株式会社の安永好宏様からは、介護ロボットHAL®の実践報告や活用方法について紹介されました。さらに中部学院大学短期大学部の高野晃伸様から、介護福祉教員の現状と将来の可能性について報告されています。基調講演から引き続き五島清国様やコーディネーターである中部学院大学の三上章充様が全体のまとめをおこないました。

2日目の午前の部では、研究・実践発表で日頃の研究・実践活動の成果を発表していただき、午後の部では、実践報告・交流として、特別養護老人ホームいぶき苑より「ロボットで変わる看護の現場」と題して、介護現場で活用されている介護ロボットの現状について報告されました。またスレラリンク株式会社たんぽぽ介護センターより「現場をかえる新しい着想と実践」と題して、同事業所が取り組んでいる介護事業の方法や可能性が説明されました。さらに中部学院大学からは、研究活動をおこなっている「3Dプリンタを活用した自助具作成」について、研究成果について報告がされました。

延べ200人ほどの方が学会に参加をしてくださり、どのプログラムでも学会参加者を交えた活発な意見交換が行われ、介護を起点とした「人間福祉の未来」について有意義な実践報告・シンポジウムが開催できました。


11月17日(土)

基調講演の様子

基調講演の様子
基調講演の様子

シンポジウムの様子

基調講演の様子

11月18日(日)

介護ロボット開発企業による展示の様子

基調講演の様子

研究・実践発表の様子

基調講演の様子
基調講演の様子

ポスターセッション

基調講演の様子

実践報告・交流

基調講演の様子
基調講演の様子
基調講演の様子