人間福祉学会

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第13回 人間福祉学会2012 大会スケジュール

テーマ:「大規模災害への備え -福祉、医療、教育の視点から考える-」

開催趣旨

「人間福祉」の視点は、「福祉」の社会的側面だけでなく、個々の人間の「幸福」を重視しています。そのため、「人間福祉」には医療や教育を含む広い領域が関わっています。もちろん、人間は社会的存在ですから社会的側面を常に念頭に置く必要もあります。また、「人間福祉」はヒトを対象とするため、ヒト独特の機能、人間らしさの保証という側面も持ちます。動物にないヒト独特の能力の1つに「未来の予測」があります。「人間福祉」をこのように捉えた上で、今回の大会では医療や教育を含む広い意味での「福祉」を対象とし、「未来予測」の視点から大規模災害の問題をテーマに取り組みます。1日目の公開シンポジウムと公開パネル・ディスカッションは、東日本大震災から約1年半を経過し、多くの経験が蓄積する今、それらの経験から学び将来起こる可能性のある大規模災害への備えを考える場としたいと考えています。身近なテーマを取り上げますので、1日目の企画は「公開」とし学会員以外の方々にも参加を呼びかける所存です。

会場:じゅうろくプラザ(岐阜市橋本町1丁目10番地11)

9:40
開会式
10:00
|
13:00
公開シンポジウム

大規模災害の経験から何を学ぶか?-福祉・医療・教育の視点から考える-

シンポジスト
  • 吉川 武彦 氏(清泉女学院大学・学長)〔座長兼務〕
  • 大塚 恒子 氏(日本精神科看護技術協会・副会長)
  • 佐藤 由美子 氏(気仙沼市の福祉施設、特別養護老人ホームキングスタウン・事務長)
  • 松田 彰洋 氏(宮城県美里町社会福祉協議会 事務局長)
  • 及川 幸彦 氏(気仙沼市教育委員会副参事兼指導主事)
14:00
|
17:00
公開パネル・ディスカッション

大規模災害への備え-岐阜県で何をすべきか-

※午前のシンポジウムでは、「過去・現在から何を学ぶのか」、午後のパネルディスカッションでは、 岐阜県を念頭に置きながら、未来に向けて何をすべきかを考えます。

パネリスト
  • 行政:山脇 裕之 氏(岐阜県健康福祉部 健康福祉政策課 政策企画係・主査)
    「岐阜県で想定される大規模災害とその対策の現状-被災者の救援を中心に-」
  • 教員:飯尾 良英 氏(コーディネーター、中部学院大学短期大学部・教授)
  • 民間:川合 宗次 氏(岐阜羽島ボランティア協会・理事長)
  • 学生:長谷川 陽加 氏(中部学院大学 子ども学部4年)
  • 教員:高野 晃伸 氏 - 防災介護(中部学院大学短期大学部・講師)
17:30
懇親会

会場:中部学院大学 関キャンパス

※大会当日は大学内の食堂・売店は営業しておりませんので、昼食は各自でご用意をお願いします。

9:30
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12:45
研究発表 分科会

 

13:00
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13:30
総会

 

14:10
|
16:30
国際シンポジウム

アジアのソーシャルワーク教育を展望する
-学部卒業時におけるソーシャルワーク実践力を射程に-

シンポジスト
  • 李 栖瑛 氏(ソウルサイバー大学・准教授、韓国)
  • エレン・オチャロン 氏(ミンダナオ国際大学・教授、フィリピン)
  • 趙 記輝 氏(山東女子学院大学・講師、中国)
  • 金 文華 氏(長崎ウエスレアン大学・准教授、日本)
コーディネーター
  • 宮嶋 淳 氏(中部学院大学・准教授)
16:40
閉会式

注:一部都合によりプログラムが変更になる場合もございますのでご了承ください。